相手の話をしっかり聞く


自分のトークスキルに自信を持てないキャバクラ嬢は、自信がないから黙ってしまうか、もしくは自信がないからこそ「なんとかしなくちゃ」と強く思いすぎて必要以上にしゃべってしまうかのどちらかのパターンに陥りがちです。
もし後者のパターンに陥ってしまうと、目の前にいる男性は困ってしまうでしょう。
だって、キャバクラに通うような男性って話したがりな人が多いですから。

キャバクラ嬢が強く意識しなくちゃいけないことは、「相手の話をしっかりと聞くこと」です。
このとき、“聞いているフリ”にならないように注意してください。
男性が一通り話した後で、「どう思う？」と質問してきたときに答えられないと困りますよね。
なので、相手の話は内容もしっかりと聞く努力をしましょう。

女性は“ながら聞き”ができますけど、男性は基本的にそれができません。
なのでキャバ嬢の女の子は、男性が話しているときには何か別のことをすることは控えて、相手の目を見て話を聞いてあげてください。
その行動を取るだけでも、男性は気持ちよく話をすることができるんです。

相槌を上手に打つ


目を見ながら話を聞きつつ、もちろん相槌を打たないといけません。
無反応で目を見ながら話をずっと聞いていたら、それはそれでちょっと気持ち悪いですよね。
男性もさすがに引いてしまいかねないので、適度に相槌を打つように心がけてみましょう。

相槌は、うなずくことです。でも、ただうなずくだけでは、あまり上手な相槌とは言えません。
会話の内容に沿って反応することが上手に相槌を打つポイント。
聞いたことのない話をされたり、男性が得意げに話してきたら、「へー、そうなんですかー」と言ってみたり、うなずくときに「うん、うん」と声に出してみたりすると、「ちゃんと聞いてくれている」と思ってもらえて、グッと印象が良くなります。

男性の自慢話に対しては、「すごーい」と言っていれば、相手の気分もアゲアゲになりますよ。
これも大切な相槌テクの一つなので使っていきましょう。
小さな声で「すごい」と言うと、とてもリアルです。
それに加えて、軽く手を叩いてあげると、よりリアルに「すごいと思っている」と伝えることができます。

お客さんが話したいことを引き出す


キャバクラ嬢が意識したいのは、自分の話ばかりをするのではなく、男性に気持ちよく話してもらってお酒をたくさん飲んでもらうこと、そして次回も指名してもらうことです。
男性に気持ちよく話してもらうためには、その人が話したいと思っていることを引き出さないといけません。
これこそキャバ嬢に求められる「聞く力」。

相手の話した内容の中にキーワードとなりそうな言葉を見つけて、それに触れながら質問してあげましょう。
「それってどういう意味なんですか？」と聞けば、相手も得意になって話してくれるはず。
もちろんキーワードに限らず、相手の得意分野であったり興味がありそうなことだと思えば、積極的に質問を投げかけてあげてください。

キャバ嬢自身の意見は必要ありません。それを伝えるとしても、「すごいですね」などの褒め言葉オンリー。
それよりも相手の提供してくれた話題を質問によって広げることができれば、キャバ嬢はほぼほぼ聞いているだけで相手が勝手にウキウキしてくれるので、接客がとても楽になるはずです。